3月13日 「世界は一人」
今日は楽しみにしてた演劇を見てきました。
ハイバイの岩井秀人の作・演で松尾スズキ・瑛太・松たか子が出演する音楽劇、タイトルは”世界は一人”、という宣伝をみて
「これは見なきゃいけないやつだ!」
とビビッときました。
たまにありますよねそういうやつ。
で、意外とスルスル見逃してるんですよねそういうやつって。
ものすごかった。。
ものすごすぎてよくわからない状態です。
わからないってことはこれまで見たことないものだったってことですきっと。
全体的にもやもやとした暗くていびつな世界観で、楽しいかって聞かれたら全然そんなことない。ハイバイっぽさというか岩井秀人っぽさというか。
松尾スズキ・瑛太・松たか子の3人が同級生の設定で大きくなってから家族になったりもするのですが、
友達や家族の会話で生まれる「どの感情とも違ういやな感じ」を作るのがうますぎます。
それに今回は歌があってちょっとロマンチックなシーンもあったりして、ますますよくわからない感情になります。
喜怒哀楽どれにもマッピングできない感情でさらに振り幅が大きい、文字にするととんでもないことを軽々とやってのけてます。。
でまたこの3人がすごかった!
中でも瑛太と松たか子の発声にしびれました、世間からすごいとされてて本当にすごい役者って本当にすごいんですね。
前に他の作品でも一度見たことがあるのですが、松たか子は声が本当によく通ります。
もはやヘン。初めて独白の場面を聞いたときレーザービームじゃんって思いました。
あと、世間からずれたいびつな役の瑛太はいつだって最高。(僕は好きな俳優を聞かれたときは瑛太って答えてます)
ラストシーンが終わって、タイトルの通り結局人は一人なのかなと考えたりしました。
これはそのときどきの状況で感じ方が変わると思います、今日は少しさびしい気持ちになりました。
今はオランウータンの番組で又吉が言ってたこれが頭をまわってます。
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